大手キャリアからMVNOに乗り換えたときの欠点

大手キャリアからMVNOに乗り換えて感じる欠点は?

料金が大手キャリアと比べて安くなるメリットのあるMVNO。そんなMVNOは大手キャリアと比べてどんな欠点があるのでしょうか。

まずは初歩的なところですが、格安SIMの基本をみていきます。MVNO・格安SIMに乗り換えることで今まで通りできること、できなくなることを把握しておきましょう。

MVNO・格安SIMで今まで通りできること

項目 判定 説明
電話番号 090番号、080番号など、MNPを使えば今までと同じ電話番号で使える
通話品質 ドコモやauの電話回線網を使っているので品質に変わりはない
メール GmailやYahoo!mailといったフリーメールであれば問題なくできる
アプリ App StoreやGoogle Playからアプリをインストールして使える
インターネット SafariやChromeといったブラウザからネットが見られる

MVNO・格安SIMに乗り換えてできなくなること

判定(○×△) 解説 個人の主観
× キャリアメール (@docomo.ne.jp、@softbank.ne.jp、@ezweb.ne.jp) メールを使う習慣がなくなりつつあるので問題ありません。GmailやYahoo!mailで事足ります。
× キャリアサービス(dブック、auスマートパスなど) 大手キャリアの場合、契約時にこういった付属サービスに入会しないといけなかったりするが、私たちはこういうのが不要なためMVNOに乗り換えたいのです。よって無問題です。
× LINEのID検索 LINEのID検索を使うには年齢認証が必要ですがキャリアの契約内容に基づいて行うためMVNOではクリアできません。 ただLINEを交換するときはQRコードを使うことで解決できるので困ったことはありません。
× 家族間通話無料 キャリアの料金プランは家族皆で使うとお得になるものが多いです。家族間通話無料もそうで、電話をまったく使わない人には不要なものですが、家族で電話をよくかける人にとっては必要です。
緊急通報(110番・119番) 基本的にはどのMVNOであっても音声通話機能付きSIMであれば緊急通報はかけられます。 ただし、通話料金が安くなる電話アプリ(たとえば「楽天でんわ」「NaNaCALL」など)を使って110番・119番をすることはできません。これらはIP電話(インターネット回線)だからです。この点がややこしくて不便です。 同様にこれらの電話アプリからフリーダイヤルやナビダイヤルにかけることはできないので注意しましょう。 ※データ専用SIMは電話機能がないため緊急通報はかけられませんが、「緊急通報ナビ」(無料)などのアプリ経由で通報ができます
緊急地震速報の受信 地震を感知してスマホにお知らせしてくれる緊急地震速報。 キャリア契約の場合はキャリアから確実に届きますが、MVNOの場合はスマートフォン端末によって届かないこともあります。 この解決策として「Yahoo!防災速報」(無料)をインストールしておけば確実に受信してくれます。 ですからそれほど問題にはなりません。

--▼その他:MVNOにするとなくなるもの--

細かいところですが、MVNOに乗り換えをすることで他にも家族割引がなくなったり、継続利用の割引がなくなったりしてお得感がなくなる点も理解しておきましょう。

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MVNOへ乗り換えて感じた最大の欠点は?

個人的にもっとも不便に感じたことは、通話プランが貧弱なことです。具体的にいうと、『国内24時間いつでも無料』という大手キャリアには当たり前のようにあるプランがないことです。

もしあなたがスマホで電話をほとんど使わない、もしくは使ってもLINE電話や3~5分の短い電話で事足りるのであればMVNOへの乗り換えは十分なメリットがあるでしょう。

しかし家族や友人などとしょっちゅう電話したり、ときに1時間以上も話し込んだりする人にとってはMVNOはあまり旨味がありません。

たとえば両親がスマホに疎くてキャリアをずっと使っている場合はどうでしょうか。両親と電話をするときにLINE通話を使いたがらないこともありますし、かといってMVNOにある通話し放題プランでは1回あたり10分までという制限が付いているものしかありません。

こういったケースも身近で多く見られるため、通話プランはMVNOの欠点だなぁと感じたわけです。