MVNOいくらで使える?携帯料金の節約は?

MVNOっていくらで使える?携帯料金はどのくらい節約できる?

スマホユーザーの市場調査を行っているMMD研究所によると、2017年のスマホ利用料は大手3キャリア(docomo、au、softbank)ユーザーで平均7,876円、MVNOユーザーで平均2,957円という結果になっています。

MVNOユーザーのほうが大手3キャリアユーザーよりも4,919円安くスマホを使っていることになります。大手キャリアユーザーはおよそ2.66倍も高い金額を支払っている計算です。

では各ユーザーは支払っている料金にどのくらい納得しているのでしょうか。

大手3キャリアユーザーは月額料金について「とても高いと思う」が40.1%、「どちらかといえば高いと思う」が46.4%とおよそ9割のユーザーが利用料を高く感じています。

一方でMVNOユーザーは「とても高いと思う」が14.0%、「どちらかといえば高いと思う」が25.7%と約4割の人が不満に思っているようです。

「妥当だと思う」が31.7%、「どちらかといえば安いと思う」が18.7%、「とても安いと思う」が9.8%で、全体の約6割が金額に納得をしていることが分かります。

MVNOに乗り換えることで携帯代金をどのくらい節約できる?

携帯代・スマホ代というのは家計の中でも大きな割合を占めるもの。平均利用料から計算すると月間で4,919円安く、年間で一人あたり59,028円安くなります。

これが夫婦の場合はどうでしょう。夫婦そろって大手キャリアからMVNOへ乗り換えた場合、年間で118,056円も節約できる計算になります。およそ12万円。この節約はとてつもなくデカイです。

では次に平均値ではなく、実際のプランを比較して利用料を調べてみましょう。

大手携帯キャリアとMVNOの利用料を比較

ここではdocomoとUQモバイルを比較してみたいと思います。できるだけ同条件で比較したいので、データ容量に合わせて大・中・小でまとめてみました。

▼データ容量(小):

【docomo】
基本(カケホーダイライト):1,700円
└国内通話5分以内は通話料無料
ISP(インターネット接続サービス):300円
パケット定額(データSパック2GB):3,500円
――――――――――――――――――――
総額:5,500円
2年総額:132,000円

【UQモバイル】
プランS(データ容量2GB、国内通話が5分以内なら何度でも無料):1年目1,980円、2年目2,980円
―――――――――
2年総額:59,520円

差額:72,480円

▼データ容量(中):

【docomo】
基本(カケホーダイライト):1,700円
└国内通話5分以内は通話料無料
ISP(インターネット接続サービス):300円
パケット定額(データSパック5GB):5,000円
ずっとドコモ割:-100円
――――――――――――――――――――
総額:6,900円
2年総額:165,600円

【UQモバイル】
プランM(データ容量6GB、国内通話が5分以内なら何度でも無料):1年目2,980円、2年目3,980円
―――――――――
2年総額:83,520円

差額:82,080円

▼データ容量(大):

【docomo】
基本(カケホーダイライト):1,700円
└国内通話5分以内は通話料無料
ISP(インターネット接続サービス):300円
パケット定額(データSパック20GB):6,000円
ずっとドコモ割:-100円
――――――――――――――――――――
総額:7,900円
2年総額:189,600円

【UQモバイル】
プランL(データ容量6GB、国内通話が5分以内なら何度でも無料):1年目4,980円、2年目5,980円
―――――――――
2年総額:131,520円

差額:58,080円

データ通信が大容量になっていくほど大手キャリアのお得感は増していきますが、やはりそれでもMVNOのほうが圧倒的に安いのが見て取れます。

自宅にネット回線を引いていたり、モバイルWi-Fiや公衆無線Wi-Fiを利用したりする人にとってデータ容量はそんなに必要ないでしょうから、その場合の利用料の差は圧倒的です。

今すぐMVNOに乗り換えるとお得かというと、必ずしもそうではない

ではそれだけMVNOがお得なら今すぐ乗り換えようか、というと実は必ずしも今じゃないほうがいいこともあります。乗り換えのタイミングというのがあるのです。

たとえば大手3キャリアでスマホを契約している場合、まず間違いなく「契約期間」と「最低利用期間」そして「端末代金の残債」があります。

  • 「契約期間」… 契約によって2年単位と決められていることが多い
  • 「最低利用期間」 … 2年契約の場合は2年間は使い続けなければならず、途中解約は違約金を請求される
  • 「端末代金の残債」… 2年契約の場合はスマホ端末代を2年間に分割して毎月の利用料に上乗せして請求されている

MVNOが安いからといって途中で大手キャリアを解約してしまうと、万が一契約期間中だった場合、「解約手数料(違約金)」と「端末代金の残債」を一括請求されることになります。

おまけに解約した場合は割引されていたものもなくなりますから、正規の高い端末代金を払わされることも多々あります。

その金額は数万円単位でかかるので必ずしもMVNOに乗り換えるのが今とは言い難いのです。

まとめ

  • MVNOは大手キャリアより平均で月々4,919円安い(年間で59,028円)
  • ただし乗り換えタイミングは慎重に検討すべし
  • 契約期間終了後(多くの場合、契約から2年後)に乗り換え・MNPすれば、解約金や端末代金残債なしでスムーズに移行できる